体調不良の原因がグルテンだったなんて知らなかった!と思いませんか?この記事では、私がどのようにしてグルテン摂取が体調不良の原因であることを発見し、適切なサプリメント摂取法と食生活の変化によって症状が改善されたかをご紹介します。私のグルテン過敏症に気づくまでの経験を通じて、皆さんの健康的な生活へのヒントを見つけるお手伝いができれば幸いです。
私は学生の時から腰痛、生理痛がひどく強豪校でトランポリン競技を続けていたのですが、心が折れ予定よりも早く部活動を引退しています。そんな私が当時知りたかったことをまとめています!
この記事では私が体調不良で力尽きていた時にもしかしてグルテンが原因?となった理由とその診断方法についてお話します。
この記事を読むと体に負担なく体調が改善し日々の生産性が向上し悩みから解放されることが可能です!
最近ではマスク生活が解除されるまでにニキビを
どうにかしないとマスクが取れない!って悩んでいました
私がグルテン過敏症と自覚したきっかけは整体院での一言
正月休み明けにも関わらず、疲れや眠気が取れず、頭がぼんやりとした状態が続いていました。風邪ではないのに、何が原因なのだろうと思い考えていると、通っている整体で「小麦と砂糖はよくない」と言われたことを思い出しました。この時は明確に小麦、砂糖がどのように影響を及ぼすのかは知りませんでした。
小麦食品の摂取量を減らしてみる
休み中に思い当たることとして、当時は某高級食パンブームで、パンが好きな私は生食パンを頻繁に食べていました。まずは摂取量を減らすことにして半分の量まで小麦食品を減らしてみると、あきらかに体調が良くなりました。しかし、また調子が悪くなり、微熱、頭痛、倦怠感、眠気が食後6~7時間後に出ました。子どもがいるので夜ごはんを作る時間に寝ているわけにはいかず、家族みんなに迷惑がかかると思い、さらに摂取量を減らしていくと、ついに一口食べるだけでも体調が悪くなりました。しかし全く食べられないのはキツく、どうにか食べられる方法は無いかと考えていました。
グルテンが体に与えるデメリットについて知る
グルテンが体調不良の原因になっていることは分かったので、その理由、原因が知りたいと思い『グルテン 体調不良』などのワードで検索しグルテン過敏症という症状があることは分かりました。グルテン過敏症の原因はグルテンが消化、分解しづらいものであり腸による症状は頭痛、腹痛、吐き気、むくみ、肌トラブルなど、いろんなサイトを見ても同じような文章でした。しかしグルテン過敏症の実体験がなく、本当に苦しんでいる人の声を聴けば参考になるかもと思ったのですが、見つかりませんでした。私は本当にグルテン過敏症なのか、これからパンや、パスタ、ケーキといった小麦でできているおいしいものを食べられなくなるのかと信じられない気持ちでした。
グルテン過敏症は、小麦のタンパク質であるグルテンに対する過敏な反応を示す状態です。主な症状は腹痛や腹部膨満感などの消化器症状で、グルテンを含む食品を避けることで改善されることがあります。
カゼイン(牛乳)も同じように症状が出る可能性
体調不良の改善のため情報収集をしてたところ、分子構造がカゼインとグルテンは分子構造が類似しているため、カゼインでも同じように反応が出る可能性があると知り、乳製品も泣く泣く減らしていきました。アイスクリームとチーズが好きでほぼ毎日食べていたのでとてもつらかったです。
グルテンを分解するために考えたこと
タンパク質分解酵素サプリメントを試す
グルテンはタンパク質なので、これを消化できればと思い、『タンパク質分解酵素 サプリメント』で検索し、アメリカのサプリメント販売サイト「iHerb」でついに見つけました。どれが良いのかわからず試しにレビューが一番多いものを購入してみました。
サプリメントを飲んでからパスタを食べてみると、体調が悪くならずサプリを飲んでも体調が悪くなるようになったので改善しました。しかし、毎日食べると再び体調が悪くなり、摂取量を減らすことにしました。最終的には、数ヶ月間グルテンフリー生活を送ることになりました。
消化酵素サプリメントのタイミングが重要
小麦食品を食べることを諦められずiHerbのレビューを順番に見ていくと、食べる30分前に消化酵素サプリメントを飲むことが良いという意見がありました。頭痛薬なども30分で効果が現れることを考えると、その可能性はありえると思いました。
30分前にサプリメントを飲んでから食べるようにすると、グルテンが消化されて体調が悪くならなくなりました。しかし、調子に乗って摂取量を超えると、頭痛や眠気が現れました。
私のiHerbで一番オススメの消化酵素サプリメントは以下で紹介しています。気になったら購入してみてください。
iHerbには色々な消化酵素サプリメントがありますが、これが一番グルテンの消化を促してくれました。EXTRA STRENGTHなだけあってこのシリーズで特に強いものになっています。
食事の際よく噛んで胃腸の負担を減らす
体調不良の改善のため調べていたところ食事はよく噛んで食べると胃腸の負担を軽減すると知りました。しかし当時は謎の歯痛に悩まされていたため、よく噛まないで飲み込んでいました。
1.食べ物が口に入ると、唾液の中のアミラーゼという酵素が炭水化物の消化を始めます。
2.食べ物を噛んで飲み込むと、のどから食道に入ります。
3.食道を通って胃に届いた食べ物は、胃液で消化されます
4.胃で消化された食べ物が小腸に行き、そこで膵液や胆汁といった消化液が分泌され、食べ物の消化が進みます。
アレルギー検査をしてみて
アレルギー抗体は2種類ある
アレルギーは、体が異物に過剰反応する現象です。アレルギー反応には、2つの主要なアレルギー抗体が関与しており、それらの働きによって異なる症状が現れます。一般的にアレルギーと呼ばれるものはIgE抗体の方で、すぐに症状が出るため原因が分かりやすい。対してIgG抗体は摂取から症状が出るまでに時間がかかり、遅延型アレルギーは原因が分かりにくいのです。
抗体 | IgE抗体 | IgG抗体 |
反応 | 即時型アレルギー反応に関与 | 遅延型アレルギー反応に関与 |
症状が出る までの時間 | 症状が数分から数時間以内に現れる | 症状が数時間から数日後に現れる |
症状 | アレルゲン(アレルギー物質)に対する過敏な反応が起こる | 炎症や慢性的な症状が多い |
症状例 | かゆみ、じんましん、腹痛、呼吸困難など | 肌荒れ、メンタル面の不調など様々 特異的なものはない |
一般的なアレルギー検査(IgE抗体)の結果
検査結果は食物アレルギーはなく、ダニ、ハウスダストが低めに出ていただけでした。
検査結果に自覚症状がないから「そりゃそうだ」と思うと同時に即時型アレルギーの方はなくて良かったと思いました。
(検査結果写真)
遅延フードアレルギー検査(IgG抗体)に行ってみた
おそらくグルテン過敏症という症状なんだろうと思ったが、原因が明確になっておらずモヤモヤしていました。そこで遅延型フードアレルギー検査というものを知り、その検査を受けることで気持ちに整理がつくと思い、病院にて自費診療で検査をうけてきました。
詳細は別記事で詳しく話したいと思います
結論:検査結果は小麦、グルテンの項目は反応が低くで牛乳、カゼインがとても高くぶっちぎりでした。医者のほうから小麦の項目に反応がなくても症状が出る可能性があると言われて、遅延フードアレルギー検査では問題なかったのになぜだろうと思いました。
あれれ?グルテンは食べても大丈夫なんじゃないの?となるところですが、食べてはいけない理由が他にもあります。リーキーガット症候群とセリアック病です。
・リーキーガット症候群とは小腸の粘膜の網目が粗くなり、普段は通過しない物質が血流に入る状態を指します。このことが様々な症状や免疫系の異常を引き起こす可能性がある。
・グルテンの摂取がこのリーキーガット症候群を引き起こす原因の一つであるとも言われている。
・セリアック病は自己免疫疾患で、グルテンが小腸の粘膜を破壊し栄養の吸収が阻害され、不快な症状は個人差がある。
・グルテン過敏症は一般的なアレルギー検査である(即時型)小麦アレルギーやセリアック病ではないと診断されると、グルテン過敏症と診断される。原因は完全には解明されていない。
グルテンフリーを実践して
グルテン摂取を控えることで胃腸の調子が改善
グルテン摂取を控えると胃腸の調子が良くなり食欲がわいてくるため、スイーツやこってりしたものなど体調不良の時には食べたくないものを食べ、調子が悪くなるということを繰り返していました。そういった食事には、小麦、牛乳、砂糖がふんだんに使用されているものが多いです。小麦、牛乳、砂糖の中毒性はすさまじいもので、やめたいと思ってもなかなかやめられません。私の場合はコンビニに勤務しているので常に誘惑があります。
生理痛の改善と周期の安定
私がグルテンフリーを始めてから、圧倒的に生理痛が軽減しました。以前は生理痛がひどくてロキソニンを飲まないと動けないほどだったのですが、今ではほとんど生理痛はなく、生理痛のピーク時には薬をたまに飲む程度です。また、生理周期も安定し、生理予定日の前から体調が悪くなることがなくなりました。これにより、生理によるストレスが軽減しました。
以前、生理痛で一番ひどかったのは腹痛で、それに次いで慢性的な腰痛の悪化や倦怠感もありました。このお腹の痛みは大学1年生の頃からひどくなり、グルテンフリーを始めるまでずっと続いていました。生理痛がひどいと感じる方には、今食べている小麦食品の量を半分にしてみることをおすすめします。それだけでもかなり効果があると思います。私も小麦を減らすだけで生理痛が改善しました。ただし、今でも小麦食品を少し食べ過ぎた時や続けて食べた時は、生理痛が少し重くなることがあるので、気を付けています。
自覚、改善するまでに時間のかかった症状
グルテンフリーの生活をしている中で、小麦食品を食べた際に頭痛などの不調を感じると、入浴時に背中の痒みが出始めました。身体が温まるととても痒くなるこの症状は、高校生のころから悩まされていました。グルテンフリー生活を始めるまで、痒みの原因が分からず、痒み止めの薬を飲んでいたのです。他にも妊娠中に歯痛に悩まされ、歯医者にも行きましたが原因は不明でした。最近になって体調からの推測で原因が判明し、やはりグルテンとカゼインによるものでした。私は左の上奥歯が痛むために、右側でしか食べられず、食欲がますます低下しました。しかし、食べやすいものは小麦食品に多く知らず知らずのうちに麺類やパンを食べていました。
グルテンフリー食品に置き換えで満足できる?
グルテンフリーをする上で助けになるのがグルテンフリー食品です。しかし、最初は小麦製品と比べてしまい、味や食感に物足りなさを感じました。そこで、楽天市場などで「これは美味しい!」と思えるグルテンフリー食品を探しています。 しかし、グルテンフリー食品は、小麦製品と同じような食感や風味を再現することは難しいものです。私は グルテンフリー食品のレビューを見てよさそうなものを購入したり、自宅で試作を繰り返すことで、徐々に美味しいグルテンフリー食品を見つけています。
注意したいのが添加物がたくさん入っているものだったり、米粉○○と謳っているいるものでも小麦粉や小麦グルテン、植物性タンパク質が入っていることがあります。
血液検査なしで分かる自己診断方法
グルテンやカゼインのアレルギーは、自覚症状が少なくて気づきにくいものです。血液検査などをせずに簡単にチェックできる方法があります。それは、グルテン、カゼインを食事から2週間抜いてみることです。驚くほどシンプルでつらい検査ですね。私の場合はいつもの半分の小麦摂取量で、体調の変化があったので減らしてみるだけでも体調が改善されるかもしれません。
[まとめ]現在のグルテン過敏症との向き合い方
グルテン、カゼイン、粗悪な油脂、砂糖、を控えると肌の調子がいい、顔がスッキリしていると鏡を見るとテンションが上がります。腰痛、腹痛、生理痛がないってこんなに快適なんだ!こんなつらい症状はもう嫌だ!とその快適さからむやみに小麦食品を口にしようとは思わなくなります。しかし代用品のない食品や代用品が満足いくものがない場合は、タンパク質分解酵素サプリメントの力を借りて食べています。グルテンフリーが我慢や制限の食事ではなく、健康的な生活を送るための日常として認知されるよう私の体験が皆さんの助けになればと思います。